<過去のよもやま話>

2008年 9月「羽」
2007年 4月「月見台中次」
2007年 1月「南蛮菓子」
2006年 10月「栗金団」
2006年 8月「苔」
2006年 6月「蛇の目」
2006年 2月「紅爐一点雪」
2005年 12月「イスタンブール」
2005年 9月「重陽の節句」
2005年 7月「安南焼」
2005年 5月「楓」
2005年 3月「釣釜」
2005年 1月「結柳」
2004年11月「口切」

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中国伝来の陰陽説によれば、奇数は陽の数、偶数は陰の数とされています。その奇数の一番大きな数を"陽の極まった数"とし、"陽の極まった数の重なる日"ということで「重陽」となったわけです。
別名「菊の節句」ともいわれています。日本では奈良時代より宮中で観菊の宴が催され、詩歌を読み、長寿を祈ったものでした。もともとは旧暦の九月九日でしたので、今でいう十月も終わりに近づく頃になり、菊も見頃だったのです。
今では少し影の薄い節句ですが、江戸時代までは盛んだったそうです。
菊の花に綿(わた)を巻き、菊の香りと花の露を綿に移して、その綿で身を清めます。栗ご飯を炊き、菊の花を浸した「菊酒」を飲み交わし、祝い、無病息災を願います。